請負契約 請負(うけおい)とは、民法の典型契約の一種であり、当事者の一方(請負人)が相手方に対し仕事の完成を約し、他方(注文者)がこの仕事の完成に対する報酬を支払うことを約することにより成立する。請負契約の法的性質は諾成・双務・有償契約である。なお、営業として行われた作業又は労務の請負は商行為となる。 請負契約は請負人がある仕事を完成することを約し、注文者がその仕事の結果に対してその報酬を支払うことを内容とする契約である。 請負契約は雇用契約や委任契約などと同様に労務供給契約の一種であるが、ある仕事を完成することを特徴とする点で雇用契約や委任契約と異なる。 委任契約の委任者が報酬を受け取るためには特約が必要であるが、請負契約の請負人には当然に報酬が認められる。
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