集合住宅 集合住宅(しゅうごうじゅうたく)は、一つの建物の中に、複数の世帯が入居している住宅の形態。共同住宅(きょうどうじゅうたく)ともいう。この古典的で最も知られた例は、ドイツのアウクスブルクに残る15世紀のフッガーライといわれるタウンハウスである。豪商フッガー家が、慈善事業として寄付したもので、歴史的建造物としても有名である。19世紀のベルリンでは、ミーツカゼルネ(Mietskaserne, 賃貸集合住宅)と言う高層集合住宅が、ドイツ帝国政府主導の元で建設されている。世界初の公営の集合住宅はオーストリアのカール・マルクス・ホーフである。 韓国や香港、シンガポールなど、国土が狭く、人口密度の高い地域、あるいは各国の都市部で多く建てられている。 国勢調査では「共同住宅」の語が用いられる。これは、長屋、寮、病院などを除いたものを指す。
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